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2014(第150回) 芥川賞 直木賞 発表 [文学]

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2014(第150回)芥川賞および直木賞が発表されました。

芥川賞とは何か?直木賞とは何か?については前回の記事をご覧ください。
前回の記事はこちら


2014年、節目の150回目の芥川賞・直木賞は、女性作家3人の受賞となりましたね。
順にみていきましょう

芥川賞(芥川龍之介賞)

「穴」(新潮9月号) 小山田浩子
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小山田浩子(おやまだ ひろこ)
1983年広島県広島市生まれ、広島市出身
2006年広島大学文学部卒業
2010年「工場」で第42回新潮新人賞を受賞
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「穴」ではごく平凡な日常のなかの合間にあらわれる異界を描いたものである。
「工場」では奇妙な工場での日々を従業員3人の視点から描いたものである。




直木賞(直木三十五賞)
今年の直木賞作家は2人でした。

「恋歌(れんか)」(講談社) 朝井まかて

朝井まかて(あさい まかて)
1959年大阪府羽曳野市生まれ。
甲南女子大学文学部国文学科卒業。
その後約25年、コピーライターの仕事をする。
2008年作家デビュー 「実さえ花さえ」で第3回小説現代長編新人賞奨励賞受賞。
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朝井まかてさんはこれまで江戸時代の庶民の姿を描き続けてきた。
恋歌では二千円札で有名な歌人の樋口一葉の師匠として知られる、中島歌子(明治に活躍した歌人)の人生について書いている。
また実さえ花さえは寛政時代に向島において花師(切花、鉢植えの花などを扱う職人とのこと)をしていた人の話。



「昭和の犬」(幻冬舎) 姫野カオルコ
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姫野カオルコ(ひめの かおるこ)
1958年滋賀県甲賀市生まれ
青山学院大学文学部日本文学科卒業
画廊勤務を経験し、文筆業として活動
5度目の選出となり悲願の受賞となった
他の代表作は「ツイラク」など
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昭和の犬で滋賀の琵琶湖のほとりに生まれた柏木イクの半生を描いたものである。
ツイラクはいわゆる恋愛小説の分野に入るのだが、そのどろどろした感じが際立ち、少女の成長というものをえがいたものです。


以上 2014(第150回)の芥川賞および直木賞が発表されたので、作者の代表作および受賞作、受賞作家のまとめをしました。


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